ボディ磨き施工事例

コーティング下地には重要な作業

当店では主にコーティングの下地作業として扱われます。

施工例として資料としたく画像を残して置いたものをご紹介します。

写真を撮るタイミングは磨き後ポリッシャーを止めた時点、クロスで拭取った直後。

脱脂は行っておりません。

 

事例①

ボンネットフードの磨きになります
 
判りやすいようにマスキングテープで部分的に区切り、磨き傷が消えたのがお判り頂けるかと思います。
 
 
ズームしてみました。
 
通常使用のお車ですが、新車から6年経過で沢山の傷が入っています。
 
コーティング前の磨きですから、出来る限り傷を取り除きます。
 
この無数といえるキズが本来のカラー発色、艶を邪魔をします。
 
そして、このサンプルの車両は屋外で見た時に淡色で目立ちませんが、黒や紺、今流行の紫系などの濃色ですと、
 
太陽光の強い光に反射してギラギラに光って見える事もあります。
 
関連する話ですが、ポリッシャーで磨いた後バフ目跡、規則的に磨き目が残ると「オーロラ」「ホログラム」と
 
呼ばれるものも近いものがあります。
 
経年車で黒い車で洗車、WAXして太陽光、水銀灯の下でギラギラというのを経験したり見たことはありませんか??
 
こういう細かいキズの除去は後々影響します。
 
勿論磨き方、仕上げ方も影響します。
 
 
 
塗装の表面上に傷が無い状態(新車時のように)がコーティング施工した時に塗装をキレイに見せます(魅せます)
 
ここで一般的な例をお話します。
 
コーティングのみでは本来の艶は出ません。
 
磨きを入れないでコーティング剤やポリマー、ワックス等を塗っても本来の艶を出すことは出来ません。
 
 
事例②
 
トヨタハリアーの例
 
カラー スパークリングブラックパールクリスタルシャイン­ 220
 
こちらのお車は新車施工。
 
納車前コーティング施工です。
 
 
 
下地処理中に異状に気づきました。
 
新車でもこんなに傷が入っているのです。
 
メーカーではこういう状態では出しませんので、販社のプールでの洗車傷入れと判明。
 
塗装を無駄に削らぬよう慎重に磨きます。
 
 
丸ライト照明廻りにキレイにキズが渦巻いていますね。
 
 
磨き後は細かい傷を除去しました。
 
少し白っぽく靄付いているのはコンパウンドの残留の為。
 
この程度でしたら一回目の磨きで仕上ります。
 
因みに塗膜量、膜厚は数字で表すときにはミクロン(μ)単位になります。
 
あくまでも目安ですが、爪で触った様な薄キズと呼ばれる程度は「何ミクロンで・・・」
 
「極細目コンパウンド+○○バフでコンパウンドが切れるまで磨くと何ミクロン研磨できる」熟練すると体で
 
(感覚で)覚えます。
 
数字など伏字にしたのは自分の使用ギア、コンパウンドメーカー以外では違いますので参考にならないかと
 
思うからです。(計測方法・・・膜厚計など)
 
 
 
話は戻しますが・・・
 
また、濃色の為オーロラ処理磨きを要する事もあります。
 
上記の2台の磨き例はキズ除去が画像で判りやすいと思います。
 
皆様にイメージとして伝われば幸いです。
 
 
 
繊細で手間もかかる作業ですので、状態により何日もかかる場合があります。
 
しかし、深いキズ、染みなど除去には限度もあり、お客様のご要望に添えない場合もあります。
 
特に濃色車はお時間がかかってしまう場合があります。ご迷惑、ご不便かけますが御了承下さるようお願いします。
 
 
 
※様々な事例が多々あります。機会があれば追加していきます※




事例③

 
他店施工の当店入庫例となります。

当店に持ち込まれたお客様の車両で板金塗装上がりや以前に他社で磨かれた車両と

色々なお車が入ってきます。


映り込みの照明廻りが変に光っていますね。

これがオーロラ(ホログラム)というもの

ポリッシャー磨きでのバフ、コンパウンドでの一定の磨き傷が照明の

反射がこのような状態を生む。

こちらの車両はバフ目が揃っている様な、仕上げ的な問題ではなく

除去可能であろうと思われる中、深傷も残っている。

見える環境下ではない作業施工か、雑な作業(ポリッシャーを当てただけ)の

結果なのか?

車輌塗装色はソリッドホワイト(淡色)なので屋外で見るとそんなに目立たない。




第一段階は軽くポリッシャーで残っている深い傷を削除(写真)

仕上げにダブルアクションポリッシャーで仕上げる。




仕上げると映り込み照明廻りはスッキリ。

これで俗にいう「ギラギラ」等は一切なしになる。




次に他社コーティング施工済み車輌の例

カラーはブラックM


屋内で照明下

映り込み照明廻りには細かい線傷が見えてしまっている。




何も処理せず屋外太陽下ではこの様に見えてしまう。

こちらの車両は直し作業は依頼されなかったので、現状渡しとなりました。

残念・・・ ・・・ ・・・


事例④

検索される方で「ボディ磨きにバフレックス」等例があります。

当店での磨き作業は幅がある内容を持っています。

いわゆる軽磨き=微量の研磨量艶出し、仕上げに近い。から

重切削=ペーパーによる研ぎ、研磨と呼ばれるものまで。

重切削は特殊な例、どの様なお車でも行えるものではありません。

今回、特別な施工例がありましたのでこちらをお読みください。

当WEBサイトのサーバー容量の関係で今回はブログへのリンクとさせていただきました。

御不便をお掛けしますが御理解の程宜しくお願い致します。

BMW Mini ONE ボディ磨き

ルーフ研磨、切削






磨き作業は限られた塗装膜厚の中で、シビアな作業となります。

深い傷は勿論除去出来ません。

深い傷を取るために、ギリギリまで追い込み除去するのも塗膜を減らすためお勧めできません。

ミクロン単位で研磨経験して、磨き加減は数を熟した者しか解らない世界です。




一般的にポリッシャーを持っているとプロっぽく見えてしまうこの業界。

同じ様な道具〈※〉を使用し、磨くという事の目的が同じではない、、、、、のでは・・・


〈※〉同じでは無い。当店では特別な機器を使用(研磨目的達成の為)




いかがでしょうか?

数ある施工店から選ぶ時に当店も候補の一つにご検討ください。





当店はDIYの方も応援しています。

ご自身で車を綺麗にする方、ご質問、御相談も時間がある時でしたらお受けします。

当店業務が忙しい場合は、返信等が遅れます、そして出来る限りの範囲でお答えしますが

一部企業秘密等はお答えできませんのでご理解ください。